水道の水をつくるしくみ・おくるしくみ

更新日:2024年4月1日

(1)石手川ダム

水(雨)は、いったん石手川ダムにためてから、(りょう)調節(ちょうせつ)して川に流されます。

(2)取水(しゅすい)せき

石手川ダムから流された水をここでせきとめて、必要な(りょう)を取り入れます。

(3)沈砂池(ちんさち)

ここで、川から取り入れた水にまじっている大きなゴミや砂などをしずめてとりのぞき、市之井手(いちのいで)浄水場(じょうすいじょう)におくります。

(4)着水井(ちゃくすいせい)

ここが市之井手(いちのいで)浄水場(じょうすいじょう)の入口です。

ここでは、川から取り入れた水をきれいにするために薬を入れます。

ここで入れる薬は、
ばいきんをやっつける薬…「塩素(えんそ)
にごりを集めてかたまりをつくる薬…「パック」

(5)薬品混和池(やくひんこんわち)

着水井(ちゃくすいせい)で入れた薬と水をよくまぜあわせます。

(6)フロック形成池(けいせいち)

薬の力でにごりを集めて、「フロック」というしずみやすいかたまりをつくります。

ここではたらく薬は、
にごりを集めてかたまりをつくる薬…「パック」

(7)(ちん)でん()

薬(パック)の力で大きくなって、しずみやすくなったフロックをしずめて取りのぞきます。

沈でん池の(そこ)にしずんだフロックは(どろ)水となって、排水処理施設(はいすいしょりしせつ)へおくられます。

排水処理施設(はいすいしょりしせつ)

沈でん池の(そこ)にしずんだ(どろ)水をここで、水と泥とに分けます。

分けた水は、もう一度使うため着水井(ちゃくすいせい)へおくられます。

水分のなくなった泥は、ケーキといって、トラックでうめたて地へ運ばれます。

(8)急速(きゅうそく)過池(かち)

(ちん)でん()で取りのぞけなかった小さなゴミや、目に見えないゴミを砂でこし取ります。

(9)塩素混和池(えんそこんわち)

さいごに薬をもう一度入れて安全な水にします。
これでやっと安心してのめる水道の水ができました。

ここで入れる薬は、
ばいきんをやっつける薬…「塩素(えんそ)

(10)ポンプ(しつ)

できたての水道水をポンプを使って、城山などにある配水池(はいすいち)へおくります。

(11)配水池(はいすいち)

配水池(はいすいち)は高いところにつくっています。
ここから水が低いところへ流れ落ちる力を利用して、配水管(はいすいかん)という水道管(すいどうかん)をとおって、みんなの家や学校まで水をおくっています。

配水池(はいすいち)は、市内のあちこちにあり全部で42カ所あります。

(12)配水管(はいすいかん)

道の下に(あみ)の目のように はりめぐらしている水道管(すいどうかん)配水管(はいすいかん)といいます。)をとおって、
みんなの家や学校に水をとどけています。

やっとみんなのところについたね。大切に使ってね。

松山市の配水管を全部つなぐとおよそ2,200km。
JR松山駅から北海道(ほっかいどう)まで行く距離(きょり)と同じになります。

パンフレット

パンフレット「みんなの水道」のページはこちらをクリックしてください。

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