9月は認知症月間です
更新日:2025年7月31日
「認知症月間」とは
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、認知症の啓発を実施しています。
また、2024年1月に施行された認知症基本法により、誰もが広く認知症についての関心と理解を深めるため、9月21日は「認知症の日」、9月は「認知症月間」と定められました。
松山市の取組
認知症は、様々な脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。
「認知症になっても住み慣れた地域で暮らしたい」を実現するために、理解の輪を広げていきましょう。
松山市では、9月の認知症月間を中心に、認知症に関する普及啓発活動を実施しています。
各地域包括支援センターによるパネル展示(松山市役所本館1階)
認知症は誰にでも起こりうる身近な病気であり、適切な理解や早期対応が大切です。松山市では、「認知症月間」に合わせて、認知症の理解を深めることを目的とした啓発パネル展示を、市役所庁舎1階ロビーで開催します。
【展示内容】
・市内13か所の地域包括支援センターによるパネル展示
・市が実施している認知症関連事業の紹介
・にじいろのかい(若年性認知症本人家族交流会)によるパネル展示 他
認知症は、「正しい知識を持つこと」「地域が共に支えること」で、ご本人もその家族も安心して暮らせる環境を作ることができます。
この展示を通じて、ぜひ、認知症について一緒に学び、地域でできる支援の第一歩を考えませんか?
基幹型地域包括支援センターによる啓発活動(松山市役所別館2階)
松山市役所別館2階にある長寿福祉課基幹型地域包括支援センターでは、「認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを市民の皆さんと共有するため、認知症啓発活動の一環として、認知症シンボルカラーであるオレンジ色や認知症サポーターキャラバンのマスコットである「ロバ隊長」を使用して窓口を装飾します。皆さんのお越しをお待ちしています。
その他の啓発・案内
各地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者の総合相談窓口です。市内に13か所及びサブセンター2か所を設置しています。
9月の間は、本館1階ロビーでのパネル展示はもちろん、各地域包括支援センターでも事務所内をシンボルカラーのオレンジ色に装飾しておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
皆さんで認知症への理解を深めていきましょう。
松山市社会福祉協議会
松山市社会福祉協議会でも認知症月間啓発を行っています。
認知症の日である9月21日は、オレンジ色にライトアップします。
期間限定で松山市総合福祉センター1階ロビーをオレンジ色の花や写真で彩り、その他にも折り紙や生け花などの作品も募集していますので、皆さんで一緒にオレンジロードを作りましょう。
認知症サポーター養成講座
認知症サポーターとは、認知症の方とその家族の応援者のことです。サポーターは、何か特別なことをする人たちではありません。
認知症について正しく理解し、認知症の方やその家族に対して温かく見守り、誰もが暮らしやすい地域づくりのために、認知症サポーターを養成しています。
11月11日火曜日10時から講座を開催しますので、ご希望の方は事前に松山市役所長寿福祉課までお問い合わせください。
お問い合わせ
長寿福祉課 基幹型地域包括支援センター
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館2階
電話:089-948-6784(6949) FAX:089-934-1832
E-mail:chojufukusi@city.matsuyama.ehime.jp
