高度救助資機材について
更新日:2022年1月18日
画像探査機一型
瓦礫等の隙間に8メートルの首振りカメラを挿入し、内部の映像を確認しながら要救助者を捜索します。また、SVチューブユニットと併せて使用することにより、見るに加えて音や声を聞く・酸素濃度や可燃性ガス等の環境測定・温度測定・空気の送気が、同時に可能となります。
画像探査機二型
画像探査機一型と同じ首振りカメラで、長さは3メートルです。付属の集音器を使用すると、瓦礫内部の音声も聴取可能です。
地中音響探査装置
倒壊した建物や瓦礫の下にいる生存者を、音で探知するための資機材です。瓦礫の下から発生する音や声は地上には聞こえにくいため、高感度のセンサーが瓦礫の下の小さな音やかすかな声を聞き取ります。
熱画像直視装置
夜間や地下空間など、照明のない状況下における生存者の発見・救助に使用します。また、火災時における火源の発見等にも使用します。
夜間暗視装置
赤外線照射装置により、夜間の真っ暗な場所でも昼間のようにはっきりと見えます。
電磁波探査装置
電磁波を利用して、倒壊建物や瓦礫の下の生存者を探査します。呼吸時のわずかな胸の動きなどを波形で表します。
地震警報器
地震発生時の初期微動(P波)を感知し、主要動(S波)の推定震度や揺れの到着時間を予想します。主に二次災害の防止に使用します。
二酸化炭素・アンモニア濃度測定装置
生体から排出される二酸化炭素とアンモニアを検出し、小型CCDカメラにより瓦礫下の要救助者を検索します。
水中探査装置
水難事故等で使用します。リモートコントロールにより、水中の様子をロボット先端のカメラで確認します。最大水深150メートルまで使用可能です。
