愛媛県消防防災航空隊と松山市東消防署が合同で、孤立集落救助対応訓練を実施します
更新日:2025年10月22日
発表内容
目的
近年は全国的に自然災害が多様化し、地震をはじめ大雨や洪水などで、集落が孤立する場合が増えています。
集中豪雨で集落が孤立し、内水氾濫の危険性が高まっている想定で、東消防署と愛媛県消防防災航空隊が連携し、対応訓練を実施します。防災ヘリが参加して、負傷者などの救出や情報共有を訓練し、災害対応能力を高めるほか、連携を強化します。
日時
令和7年10月27日(月曜日) 午前9時30分から午前10時50分まで
※視界不良などで防災ヘリが飛行できない場合、訓練を令和8年3月23日(月曜日)に延期します
場所
松山市野外活動センター 多目的グラウンド (松山市菅沢町乙280番地)
愛媛県消防防災航空隊訓練状況
想定
令和7年10月27日(月曜日)午前9時ごろ、局地的な集中豪雨で土砂崩れが起き、集落が孤立。また、内水氾濫の危険性が切迫し、救助要請があった。集落住人は4名で、うち1名が負傷している。
災害現場は道路が寸断され、愛媛県消防防災航空隊の出動を要請し、東消防署と連携して救出します。
内容
●9:30 開始式
●9:40 訓練開始
【情報収集】
・ドローンを生かし、孤立集落の初動情報を収集します。住民の安否や負傷者を確認するほか、
ヘリピックアップポイントの状況を把握します。
・収集した映像をライブ119で指令センターや航空隊と共有し、出動要請などを行います。
●10:00
【負傷者救出訓練】
・地上の救助隊が負傷者を救出し、ヘリピックアップポイントで防災ヘリと合流します。
・負傷者情報を共有して、担架に収容し、防災ヘリにホイストで吊り上げ搬送します。
・防災ヘリの着陸に備えて安全管理員を配置し、誘導や周辺の安全確認を行います。
・負傷者を防災ヘリから引き継ぎます。
【孤立集落住人の救出訓練】
・防災ヘリが再度離陸し、孤立集落の住人3名を救出します。
●10:45 防災ヘリは救出活動の終了後にグラウンドに着陸します。
●10:50 終了式 講評
参加者と人数
松山市東消防署 20名程度、愛媛県消防防災航空隊 8名程度
松山圏域消防指令センター、警防課セイフティマネジャー 計 4機関 35名程度
お問い合わせ
課名 松山市東消防署
所在地 松山市道後湯之町18番4号
署長:只信 省三
担当執行リーダー:隅川 悠
電話:089-933-0876
E-mail:sbhigasi@city.matsuyama.ehime.jp
