愛媛県ドクターヘリと松山圏域消防が合同で、広報通信車を生かした訓練を実施します
更新日:2024年8月5日
発表内容
目的
災害時のひっ迫した消防通信環境に対応するため、松山市消防局運用する広報通信車の画像伝送装置と無線中継装置を生かし、地震で倒壊した家屋に長時間挟まれた住民を救出する訓練を実施します。
初めて愛媛県ドクターヘリと伊予消防等事務組合本部、松山圏域消防指令センターが合同で訓練し、連携を強化します。
日時
令和6年8月19日(月曜日) 午前10時から午前10時40分まで
※視界不良でドクターヘリが飛行できない場合、令和6年8月21日(水曜日)に延期します。
場所
栗の里公園 (伊予市中山町戌723番地先)
想定
令和6年8月、豊後水道の深さ約39キロメートルを震源に震度6強の地震が発生。伊予市中山町の山間部で家屋が倒壊しており、発見が遅れ長時間挟まれている住民がいると119番通報があり伊予消防が出動した。
松山圏域消防指令センターは119番通報を受け、現場が遠隔地の山間部で、救出に時間を要するため、愛媛県ドクターヘリの出動を要請。また、消防無線の交信が難しく、ドクターも容易に近づけない場所のため、消防無線が安定して使える環境を整え、現場映像を提供できるよう松山市消防局の広報通信車を要請した。
広報通信車
愛媛県ドクターヘリ
内容
10:00 ~ 10:30 訓練
1.伊予消防が出動し、その後、松山消防の広報通信車が出動して活動を開始します。
2.愛媛県ドクターヘリが着陸し、フライトドクターが現場指揮本部に向かいます。
3.傷病者の状態を撮影し、画像伝送装置で映像をリアルタイムで現場指揮本部に配信します。
4.フライトドクターが映像を確認し、救助隊と救急隊に指示や助言をします。
5.無線中継装置を生かし松山圏域消防指令センターへ状況を報告します。
6.松山圏域消防指令センターと伊予消防等事務組合消防本部へ映像を衛星回線で
送信し、情報を共有します。
7.フライトドクターの指示と助言を受けた救助隊が要救助者を救出します。
10:35 ~ 10:40 終了式 講評
参加者と人数
松山圏域消防指令センター 10名程度、伊予消防等事務組合消防本部 10名程度
愛媛県ドクターヘリ 5名程度 計3機関25名程度
お問い合わせ
課名 松山市消防局通信指令課
所在地 〒790-0811 愛媛県松山市本町六丁目6-1
課長:藤本 康信
担当執行リーダー:中山 敏雄
電話:089-926-9202
E-mail:sbtuusin@city.matsuyama.ehime.jp
