わがまちメール 松山城の火災予防について

意見の内容

 今月3日早朝に受信した「まつやま防災メール」を見て、私は一気に眠気が吹き飛びました。松山城でまさかの火災発生とのこと。本当に燃えているのかどうなのか心配し、結果のメールが来るまで気が気ではありませんでした。
 結局は火災報知機の経年劣化による誤報とのことで、事無きを得ましたが、今回の騒ぎで今後の松山城の火災予防について一抹の不安を抱くようになりました。
 聞くところによると、出動した消防隊員の間では「乾門の鍵はあるか?」とか「隠門は開いたが、鍵がたくさんあってなかなか合わず、櫓の中に入れない」とかの会話がかなりの時間を費やして交わされ、実際に火災の有無を確認するのに時間がかかったようですね。
 言うまでもなく松山城は「現存12天守」の一つで、重要文化財もたくさんあり、松山人にとってはとても貴重な財産です。万が一にも火災が起こって被害が出てしまうと、悔やんでも悔やみきれません。
 このような貴重な建物については、万が一に備えて消防署においても鍵を平素より預かって保管しておき、いざという時には迅速にそれを使って行動がとれるようにしていただきたいと思います。
 また、普段の警備体制のことは詳しくないですが、すべてを機械任せにせず、例えば警備会社やシルバー人材センターの会員を利用するなどして、人間の目で夜間の定期的なパトロールを実施してはどうでしょうか。
 今後本当に怖いのは、自然発火よりも門に傷を付けるような不貞輩による放火だと思いますので。



性別:男性
年代:50代
公開日:23年10月05日
公開番号:3219
番町 産業・観光 防災・安全

意見に対する答え

 このたびは、松山城の火災報知器の誤作動で、ご心配をかけました。
 年2回、実施している法定点検では機器に異常はありませんでしたが、今回、誤作動を起こした火災報知器を交換した上で、他の機器も業者が再点検を行い、異常がないことを確認しています。
 また、災害等発生時の対応は、担当する消防署で登城道、ポンプ室、本丸広場に進入する門の鍵を保管し、迅速に活動できる体制を整えています。
 普段の警備体制は、消防用設備等で機械警備を行うとともに、夜間は常駐する警備員が定期的にパトロールを実施し、火災や不審火等の防止対策を行っています。
 今後も消防局や松山城の指定管理者と連携し、発災時の対応を確認、点検するなど、適切な施設管理に努めていきます。
 


松山市長 野 志 克 仁
(観光・国際交流課 扱い)
(警防課 扱い)
受付番号   323




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