わがまちメール 国民健康保険料の使用額に応じて、翌年の保険料から割引を

意見の内容

  国民健康保険料はある程度収入に応じた算定になるのは当然だと思いますが、数か月分の保険料の使用額を送付してくるのなら、それを計算して翌年の保険料の割引などにできないのでしょうか。

性別:女性
年代:不明
公開日:21年12月21日
公開番号:2939
全市 市民・福祉

意見に対する答え

国民健康保険(以下、国保)は、病気やけがなどに備えてあらかじめお金(保険料)を出し合い、実際に医療を受けたときに医療費の支払いに充てる仕組みですが、高齢化の進展等により医療給付費等が増加する一方、被保険者の所得が十分に伸びていない状況ですので、非常に厳しい財政状況となっています。
 ご質問の「数か月分の保険料の使用額を計算して翌年の保険料の割引などはできないのでしょうか」について、「保険料の使用額」とは、おそらく「医療費の使用額」すなわち医療費通知のことだと思われますので、まず、このことについてお答えします。
 医療費控除の申告にも利用できるこの通知は、国保加入者で医療機関等を受診されている世帯の方に、健康や医療に対する認識を深めていただき、医療保険財政の健全な運営が実現できるように、また、医療機関等から適正に請求がなされているか、皆さんに確認していただくことなどを目的として通知しているものです。
 仮にご提案の割引制度を導入するとなれば相当程度の支出が予想され、それをまかなうためには、国保加入の皆さんの保険料をかなり引き上げなければいけません。
 また、割引を受けるための受診控えを誘発することで病気の発見や治療を遅らせ、長期的にみると医療費の増加につながる可能性もあるため、割引制度の実現は難しいと考えます。
 今後も国保の健全な運営に努めていきます。

(お問合せ先):松山市役所 国保・年金課
        TEL 089−948−6365



松山市長 野 志 克 仁
(国保・年金課扱い)
受付番号   863


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