オオキベリアオゴミムシ

科名:オサムシ科
地方名: ―
学名:Epomis nigricans
松山市カテゴリー:準絶滅危惧 (NT)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:酒井 雅博・武智 礼央
撮影者:
種の特徴
体長19.5 ~ 22㎜。大型のきれいなアオゴミムシで、上翅は明るい緑色の金属光沢をもつ個体が多く、側縁が幅広く黄色で縁取られる。平地から低山地の河川敷や、水田、畑の周辺などに生息する。幼虫は小さなカエルやオタマジャクシなどを捕食する。成虫はよく灯火に飛来する。
分布市内
樽味・高井町。
分布市外
愛南町・四国中央市・久万高原町、日本全土、朝鮮半島・中国・台湾島・東南アジア・インド・セイロン。
生息状況
1950年代までは、樽味において灯火に飛翔してくる個体を含め多くの個体が確認されているが、近年は減少の一途をたどっており、1997年に高井町の河川敷近くの灯火に飛来した個体が確認されて以後見つかっていない。
減少の要因
1960年代に水田に強力な農薬を多用するようになったこと、圃場整備や管理放棄などによる乾燥化・河川敷の開発なども影響している。
特記事項
 ―