キュウシュウエゾゼミ

科名:セミ科
地方名: 
学名:Lyristes kyushyuensis
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小川 次郎・今川 義康
撮影者:
種の特徴
全長は雌雄ともに50㎜あまり。同属のコエゾゼミに非常によく似るが、雄の腹弁は短く、左右が重なる。腹部腹面は褐色で、白い粉を帯びる。鳴き声もコエゾゼミに似た高い声であるが、「ギリギリギリギリ…」と震えて聞こえる。
分布市内
明神ヶ森・高縄山
分布市外
本州(中国地方西部)・四国・九州。
生息状況
2011年に市内で初めて確認された。高縄山山頂付近および明神ヶ森付近の標高900m以上の限られた場所にのみ生息し、個体数は多くない。針葉樹を好む傾向がある。
減少の要因
減少しているかどうかは不明であるが、生息地が高標高地の稜線部に限られるため、森林環境の悪化が起これば絶滅する可能性がある。
特記事項

日本固有種。