タイリクアカネ

科名:トンボ科
地方名: 
学名:Sympetrum striolatum imitoides
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:久松 定智
撮影者:
種の特徴
腹長♂25 ~ 31㎜、♀29 ~ 32㎜。後翅長♂30 ~ 33㎜、♀31 ~ 34㎜。胸部側面の第1条は細く短い。成熟すると翅全体が橙色になる。5月中旬~ 12月下旬に出現し、平地から丘陵地の水面の開けたため池に生息する
分布市内
中島・興居島・二神島、局地的ではあるがほぼ市内全域から記録がある。
分布市外
島嶼部・東予~南予、北海道~九州、極東アジア。
生息状況
島嶼部をはじめ松山市内ではまだ生息地が残っているものの、ため池の改修などにより生息地は減少している。
減少の要因
本種は平地のため池を主な生息場所とするため、護岸や水質の悪化、ため池自体の埋め立てなど人為的な影響を受けたと考えられる。また、農業形態の変化にともない池干しをする池が減ったことも影響していると考えられる。
特記事項