ベッコウトンボ

科名:トンボ科
地方名: 
学名:Libellula angelina
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:久松 定智
撮影者:
種の特徴
腹長♂26 ~ 28㎜、♀23 ~ 27㎜、後翅長♂32 ~ 35㎜、♀30 ~ 33㎜。体は毛深く、翅の基部、結節、縁紋部に黒紋がある。特に縁紋部には翅の前縁から後縁に達する逆三角形の黒紋があり特徴的である。4月上旬~6月下旬に出現し、ガマやヨシなどの抽水植物が密生する池沼に生息する。
分布市内
森松町。
分布市外
愛南町、本州~九州、朝鮮半島・中国大陸北・中部。
生息状況
全国的にも極めて稀な種であり、1983年5月19日に、森松町下河原で撮影された成虫の写真が松山からの唯一の記録である。
減少の要因
全国的にも生息地は数箇所のみ。
特記事項
「絶滅のおそれのある野生動植物種の保存に関する法律」で国内希少野生動植物種に指定され、採集・譲渡が禁止されている。