フタスジサナエ

科名:サナエトンボ科
地方名: 
学名:Trigomphus interruptus
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:久松 定智
撮影者:
種の特徴
腹長♂32 ~ 35㎜、♀33 ~ 35㎜。後翅長♂24 ~ 26㎜、♀27 ~ 29㎜。胸部側面には、背側から腹側までつながった2本の黒条を持つが、第1条は特に雌において途切れる個体も出現する。4月中旬~6月下旬に出現し、平地のため池に生息する。
分布市内
局地的ではあるがほぼ市内全域から記録がある。
分布市外
東予~南予、本州~九州。
生息状況
かつては平地の水田地帯の水路や池沼に普通であったと言われるが、現在市内での生息地は数箇所しかない。
減少の要因
水田の減少、水路の整備や農薬の使用、また生息地であるため池の改修等が減少要因として挙げられる。本種は平地に生息するため、特に人為的な影響を受けやすいと言える。また本種は池の淵にある泥の中に潜って生活しているのでため池の護岸は生息地の破壊を意味する。
特記事項
日本特産種。