ミヤマチャバネセセリ

科名:セセリチョウ科
地方名: ―
学名:Pelopidas jansonis
松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:菊原 勇作
撮影者:
種の特徴
チャバネセセリに似るが後翅裏面中室に顕著な白色斑紋が現れることで区別できる。5月から新成虫が現れ、渓流沿いのススキが生育する草地などに生息するが分布は局地的。一般に山地性だが稀に低地にも生息する。食草はススキなどのイネ科。
分布市内
米野町・福見川町・杉立町・玉谷町・御幸寺山・古三津・三坂峠。
分布市外
四国中央市・新居浜市・西条市・東温市・砥部町・久万高原町・内子町・大洲市・西予市・鬼北町、本州・四国・九州・佐渡島・隠岐、中国大陸・朝鮮半島。
生息状況
市内では低山地から山地に生息するが個体数は少ない。過去には低地からの記録もあるが、近年は全く見られない。市内では近年ほとんど記録がないが、福見山の東温市側山麓では近年も生息が確認されている。
減少の要因
全国的に減少傾向にあることが知られている。しかしかつての市内での生息地や、市外に現在も残る生息地はごくありふれた環境であり、減少の要因ははっきりとしない。
特記事項
 ―