アオヤンマ

科名:ヤンマ科
地方名: 
学名:Aeschnophlebia longistigma
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:久松 定智
撮影者:
種の特徴
腹長♂46 ~ 50㎜、♀42 ~ 49㎜。後翅長♂43 ~ 46㎜、♀42 ~ 49㎜。生時は鮮やかな緑色をしており、♂♀ともに腹部にくびれがない。5月上旬~8月下旬に出現し、平地から丘陵地のガマなどが密生し、山からの水が流れこむ池沼に生息する。♂はヨシなどの茂みの中を縫うように飛び♀を探す。また、たそがれ飛翔も行う。
分布市内
山越・太山寺町・平井町・北梅本町・森松町・松ノ木・祝谷東町・大尺寺・山田町。
分布市外
伯方島・東予~南予、北海道~九州、朝鮮半島・中国大陸北・中部。
生息状況
1980年代までは松山市内でも生息が確認されているが、その後の度重なる調査にもかかわらず再発見には至っていない。
減少の要因
生息地の埋め立て。その他の要因として、本種が生息する池沼には山から流れこむきれいな水が必要であるが、生息地周辺の住宅化による汚染水の流入も減少要因として挙げられる。
特記事項