平成31年1月8日 「新年のあいさつ」について

更新日:2019年1月23日

  • 日時:平成31年1月8日(火曜日)午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:16人

議題

  • 新年のあいさつについて

会見要旨

 明けましておめでとうございます。本日は、今年最初の定例記者会見をかね新年のごあいさつをさせていただきます。
 昨年は、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉が1周年を迎えるほか、一昨年にリニューアルした花園町通りに新たなにぎわいが生まれるなど、市民の皆さんと一緒に取り組んできたことが着実に実を結んでいると実感しています。
 7月豪雨では、直後から計約72億円の予算を組み、二次災害の防止や応急復旧などはおおむね完了しました。復旧には時間を要するものもあります。息の長い支援が必要です。これからも、被災された皆さんの心に寄り添いながら、全力で対応していきます。
 松山市の防災士は、昨年11月末に全国で初めて5千人を越えました。引き続き、小学生から高齢者まで切れ目のない防災リーダーを育成するなど、官民学が一体になって、将来にわたる地域防災の担い手を確保していきます。
 また、昨年10月からは、住民の避難を促す方法の研究や、女性視点の防災対策をさらに進めるため、本市職員男女それぞれ1名を愛媛大学に派遣しています。その成果を本市の防災・減災対策にしっかりと反映していきます。
 さて、今年は、松山市制が施行されて130年の節目です。松山市は、明治22年12月15日に全国で39番目の市として誕生し、当時の人口32,916人から、現在51万人の人口を有する都市へ成長し、発展を遂げてきました。
 130年を記念し、今日の松山市を築かれた先人のご尽力に敬意を表し、また松山への愛着や誇りがさらに深まるよう、市民の皆さんと一緒に、歴史を振り返りながら新たなまちづくりを進めるきっかけにしていきたいと考えています。
 コンセプトは、「温故知新」です。今年は、平成最後の年、新たな時代を迎える年でもあります。まさに「故きを温め新しきを知る」年です。この「温」という字は、「温泉」の「温」でもあり、松山の「温暖」な気候や「温かい」人柄など『坂の上の雲』に代表される先人達の情熱などを表す松山にふさわしい言葉です。そこで、この「温」をモチーフに、新たな明日へ向けて飛翔する、親子の白鷺を加えたロゴマークを作成しました。チラシや広報物、PRグッズなどで使用し、130周年の記念の年を広く知らせていきます。
 また、節目毎に記念式典を行っていますので、今回も検討しています。普段から、現地・現場で市政の発展のためにご尽力いただいている市民の皆さんの功績を讃え、その取り組みの輪をさらに広めていきたいと考えています。記念事業など決まり次第、随時お知らせしていきます。
 そして、ちょうど1週間後の1月15日(火曜日)から、道後温泉本館は保存修理工事に入ります。国の重要文化財です。必要な工事をせず、壊れてしまったではいけません。地元からの要望を受け、営業しながらの工事で、工期は約7年です。「工事か」と言ってうつむいてしまうのではなく、ピンチをチャンスと捉え「次代に宝を受け継ぐ為に頑張ろう、力を合わせよう」と、市民の皆さんと一緒に、前向きな気持ちで乗り越えていきたいと思います。 
 昨日、7日(月曜日)には、道後温泉本館の南側の冠山にある「道後温泉 空の散歩道」がリニューアルオープンしました。庭を散策したり、足湯で寛ぎながら、本館の全景を眺めていただけます。
 また、日本のマンガ・アニメーションの先駆者・手塚治虫さんが、生涯をかけて執筆した「火の鳥」をメインコンテンツにした工事中ならではの魅力発信では、こちらもちょうど1週間後の1月15日(火曜日)から、道後温泉本館の正面入り口に、道後REBORNのシンボルマークの日除けの幕を張り、周囲には灯篭を置き、新たな時代と火の鳥の到来を告げます。
 月が替わって2月1日(金曜日)からは、入り口を明治の改築当時の本館北側に変更します。道後温泉本館に火の鳥が舞い降りてきたことを表現する火の鳥オブジェを設置し、それと連動したライトアップもスタートします。
 そして、4月頃には、手塚プロダクションと制作する、オリジナルの火の鳥のアニメーションを配信するほか、工事の仮囲いへの壁を装飾する、ウォールアートなどを計画しています。
 本館以外の宝もしっかりと磨いていきます。松山城周辺を舞台に、1月26日(土曜日)から新しい周遊型イベント「平成最後の大合戦 松山城冬の陣」を実施します。「宝の地図」をもとに、松山城を周遊しながら秘密の暗号を解読し、隠された宝箱を探し出したり、松山城AR(仮想現実)のアプリを使用し難攻不落といわれる松山城の仕掛けなどの迫力ある動画がスマートフォンで楽しめます。
 道後アート事業も継続します。4月以降の新たなメインアーティストは、東京藝術大学の美術学部の学部長で、日本美術界の第一線で活躍されている日比野 克彦さんです。
 5月21日(火曜日)と6月3日(月曜日)には、乗客定員約2,700人の大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスが寄港する予定です。県や関係団体と連携し、松山城や道後温泉などの観光資源や、瀬戸内海の多島美と穏やかな海が織りなす美しい景観など、本市の特色を生かした観光モデルコースを積極的にPRしていきます。
 また、愛媛県と関係機関がトップセールスを行い、今年の夏からは松山・台北間にエバー航空の定期便が就航します。台湾・台北市との交流は、台北市には漢字で表すと本市と同じ「松山」と表す地名があり、「松山区」、「松山駅」、「松山空港」など同じ名前があることや、松山市には道後温泉、台北市には北投温泉という共に最古と言われる温泉があることなどを縁として、平成21年から始まりました。その後、観光交流訪問団の派遣や愛媛・松山空港と台湾の松山空港間でチャーター便の運航が実現するなどし、平成26年10月には、台北市と松山市の友好交流協定の締結に至りました。
 地域や企業の方々にご協力いただき、例えば、台湾で松山の神輿のかきくらべ、鉢合わせを披露するなど観光分野をはじめ、文化・スポーツなど幅広い分野で交流を進め、台湾からのお客さまは本格交流を始めた平成21年に比べて、25倍になっています。
 今回の定期便就航に合わせインバウンド対策として、愛媛県と連携し旅行商品造成への支援や無料送迎バスの運行、台湾でのプロモーションなど台湾人旅行者の誘客を進めることにしています。
 また、今年の9月には、G20労働雇用大臣会合が、松山市で開催されます。G20の関連イベントでは、まつやま働き方改革推進会議などと連携し「(仮称)えひめ・まつやま働き方改革シンポジウム2019」を開催するほか、さまざまなイベントやおもてなしを愛媛県と計画しています。この機会に、市内企業の働き方改革への機運を高め、本市の取り組みを国の内外にアピールしたいと考えています。
 一人でも多くの人を笑顔にしたい、この思いは8年前と全く変わっていません。就任当初から続けてきたタウンミーティングは、次回で111回を迎えます。現地・現場には、市役所で待っているのでは分からない、知恵があり、工夫があり、アイデアがあります。
 今年も、現地・現場を大切に、市民目線を大切に、「笑顔広がる人とまち 幸せ実感都市まつやま」の実現を目指して、一つひとつ着実に積み上げていきたいと思っています。
 説明は以上です。

質疑応答

【道後温泉本館保存修理工事】
(記者)
15日から始まる道後温泉本館の保存修理工事の観光客への影響への対策は?
(市長)
これまでさまざまやってきたと考えています。まず道後オンセナート、道後温泉本館が120周年を迎えた2014年でした。人間は60歳で還暦、120歳生きる方なかなかいらっしゃいません。大還暦と言いますが、道後温泉本館が120周年を迎えたのを機会に、道後オンセナートがスタートしました。おかげさまで若い女性ですとか、外国人観光客の方など非常に好評です。松山市の観光客推計は600万人を超えました。
また、平成の一桁代からの地元の皆さんからの要望でした道後温泉別館 飛鳥乃湯泉も完成しました。世界最大の口コミサイト「トリップアドバイザー」、世界最大の観光のサイトですが、トリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!日帰り温泉&スパランキング2018」で、昨年、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は初登場で7位に入りました。同じランキングで道後温泉本館が15位でした。東京のよくメディアで取り上げられます大江戸温泉物語は9位だったので、初登場で7位というのは非常に高い評価を受けているのではないかなと思っています。
また昨日、取材に行っていただいた方も多いですけども、「空の散歩道」という元々一望できる所があります。ここに東屋、そして足湯、そして散歩道をリニューアル、四季の草花を正岡子規さんの俳句と共に楽しめる所が完成をしました。
楽天トラベルの「ココロ潤う。おんな一人旅に人気の温泉地ランキング」では5年連続、道後温泉が全国1位を獲得しています。
さまざまにやってきたと思っています。決してうつむく必要はないと思っています。
スペインの観光名所でサグラダ・ファミリア、こちらは教会ですけれども、1882年の着工から100年以上経ってもまだ完成していない。けれども年間320万人のお客さまが来られる。スペインのサグラダ・ファミリア教会という観光名所があります。
ですから、工事中だからといってうつむいてしまうのではなくて、先送りはしない。われわれ世代が頑張って子どもや孫の世代、次の世代にこの松山の宝である、愛媛の宝である、日本の宝である、世界の宝である、世界からお客さま来られますから、その宝である道後温泉を子どもや孫の世代にきちっと引き継いでいきたい。引き継いでいきたい。そのため先延ばしはしない、やるべきことを、保存修理工事ですね、125年経っていますからその保存修理、その工事をしっかりとやっていきたいと思っています。
(記者)
保存修理に入ってから1年間の3館合わせた入浴客数の目標は?
(市長)
もう、これはできるだけ多くとしか言えないのではないかと思っています。それこそある程度のお客さまが飛鳥乃湯泉にシフトするところもあると思います。ですから、もうできるだけ多くということで努力を重ねていく。もちろん行政としての努力もありますし、また民間の方々のご努力、地域の方々のご努力というのもあろうかと思います。これは皆さんにもお力添えをお願いしたいのですけども、工事で全く入れなくなるのではなくて、「営業しながら工事をしていく」ですから、「入れるんですよ」っていう。やはり市民の皆さんの口コミっていうのも非常に大事な広報手段になりますから、先ほど申し上げた、うつむくのではなくて皆なで乗り越えていくというのが、非常に大事になろうかと思います。
工事関係の方とお話をしていますと、非常に難しい工事であるというのは改めて分かります。明治からの建物ですから、それこそ工事に入ってみないと分からないことも出てくるでしょう。また完全に皆さま方の入館を止めるとなると、やりやすい部分もあるんでしょうけども、「営業しながら工事をする」ですから、ご利用されるお客さまに迷惑がかかってもいけない部分があります。全てが道路で囲まれた限られた空間の中で、国の重要文化財である公衆浴場を営業しながら工事するというのはわが国初の工事ですし、明治、大正、昭和と増改築を繰り返している複雑な建物ですから、これをやっていくのは大変難しいことでしょう。限られた敷地内と申し上げましたけども、もうわれわれ世代、大人世代が頑張って、子どもや孫の世代に宝を受け継いでいくという精神で頑張っていきたいと思っています。
(記者)
昨年並みに頑張るということか?
(市長)
もうできるだけ多くとしか言えないと思います。これはやはり、さまざまな複合要素があると思うんですね。今、皆さんご存じのように道後のホテル、旅館はちょうど改修の時期に入っていまして、もちろんキャパシティも減っています。お越しになるお客さまはさまざまな要素で動いていくものですから、できるだけ多くという表現になろうかと思います。
(記者)
キャパシティや工事で多少お客さまが下がるのも仕方がないか?
(市長)
もちろん元々使っていた浴槽が減るわけですから、本館自体の入浴のお客さまは、少なくなる傾向にはなるんだろうとは思っていますけれども、さまざま努力を重ねていきたいと思っています。
松山の観光のポイントとは道後だけではありませんから、松山城も先ほど申し上げた世界最大の旅行のサイトのトリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2018」でいうと、松山城3位。1位が姫路城。2位が京都の二条城。共に国宝。3位に松山城ですから、これも、さまざま今まで魅力アップしてきましたけれども、非常に高い評価を得ています。道後だけではありませんから。松山城も魅力がありますし、台湾からの直行便も就航します。クルーズ船も来ますし、うつむくのではなくて前に向かって、まさに『坂の上の雲』ですけど乗り越えていきたいと思っています。
(記者)
保存修理中も営業している周知は県内外で進んでいるか?
(市長)
以前に比べるとだいぶ変わってきたように思いますね。商店街の方々からも実際にお話しして、当初は不安でしかなかったというような話だったんですけども、今、逆に楽しみになってきたという声も商店街の中から聞かれている、商店街の代表の方から聞かれている状況ですので、だいぶ周知は進んでいると思っています。
(記者)
松山市全体の観光客は、去年より増やしたいか?
(市長)
これもできるだけ多くですよね。松山は第3次産業に従事している方の割合が7割ですから、やはり観光の占める割合が多いですから、これもできるだけ多くやっていきたいと思っています。

【松山市制130周年】
(記者)
市制130周年の記念事業の予定は?
(市長)
市制施行日が明治22年12月15日ですから、まだ、具体的な内容や日程は未定ですけども、おそらく130周年の式典は12月頃になるのではないかと思います。
また前回は120周年ですが、これまで節目ごとに記念式典は行っていますので、そのようになるのではと思っています。普段から現地・現場で頑張ってくださっている市民の方々がいらっしゃいますので、その方々の功績を称える、そしてまたそれを市内全体に広げていけたらという思いもあります。

【医療費無料化】
(記者)
中学生までの医療費無料化の開始時期や予算確保の進捗の状況は?
(市長)
この間の議会でも答弁申し上げたように、さまざま制度設計をしていく必要があります。医師会さんともお話をしないといけないですし、歯科医師会さんともお話をしないといけません。国保連合ともお話をしていかないといけない。さまざまやるべきことがあるんですけども、私はできるだけ早く実施したいと思っています。

【防災士5000人】
(記者)
防災士を機能させていく取り組みは?
(市長)
これは、前市長中村時広さんの時から公費で防災士を育成する、自主防災組織の中で非常に大事な存在だということで着目されて、防災士が松山では増えてきた経緯がありました。
私が就任させていただいて、やはり人も大事だし、例えば子宝といいますけども、子どもが長い時間過ごすのは小学校であったり、中学校であったり、保育園であったり、幼稚園であったりします。この学校の先生方に防災士の資格を取ってもらうとより安心だろうと思いました。皆さん良くご存じのように小学校、中学校、教育の現場は非常に忙しいんですよね。取ってほしいと思いましたけども、じゃあいつ取るんですかっていう話になります。そこで、夏休みに取ってくださいよ、私も一緒に取りますからということで、小学校、中学校の先生方と一緒になって私も防災士の資格を取らせていただきました。
 今、小学校、中学校の先生方にも防災士が、また保育園や幼稚園の先生方にも防災士が生まれてきています。やはり数だけではなくて、いざどう動けるかが非常に大事なので、防災士のフォローアップ研修もずっとこれまでやってきました。
7月6日、7日の豪雨災害でいいますと、高浜の事例をよく取り上げていただけます。高浜さんの今回の事例をより広げていきたいと思っています。高浜さんは小学生、中学生と一緒になっての取り組みをさまざま毎年のようにされてきた。そして一軒一軒消防団と一緒に声掛けして回った。そういうところが大きかったと思いますので、こういう高浜の事例を、市内の自主防災組織に広げていくのもやっていきたいと思っています。
また、今回の公約で小学生から高齢者まであらゆる世代の防災リーダーを育成しますと申し上げました。今、本市職員を合計2名出向させています、愛媛大学の防災情報研究センター、専門家が集まっている所です。こちらと連携して、教育委員会にも協力してもらって、「釜石の奇跡」というのを皆さん聞かれたことがあると思います。小学生、中学生たちが日頃から備えをしていて助かったという「釜石の奇跡」の事例もあるように、やはり小学生に防災知識を持ってもらうこと、中学生にも持ってもらうこと、非常に大事です。となると教育委員会との連携を欠かすことできません。ここともしっかり連携しながら、愛媛大学さんの防災情報研究センターとも連携しながら、あらゆる世代の防災リーダーを育成していきたいと思っています。

【新規水源】
(記者)
年賀交歓会で中村知事が分水に関し、おそらく今年度中にどちらにせよ結論が出るという見解を示されて、後悔の無いように大いにその気持ちを伝えてもらいたいと、野志市長にメッセージを送られた。その受け止めは?
(市長)
これまでも松山市は水問題、水問題と言うんでしょうかね、新規水源の確保ですけども、本市の重要課題の一つであると認識して行動してきました。昨年の12月、西条市長さんに行かせていただきましたけれども、また、新年のごあいさつに西条市さんの方に伺いたいと思っています。前回もそうであったように議長さんと一緒に、新年のごあいさつに伺いたいと思っています。
(記者)
時期は?
(市長)
1月の下旬になろうかと思っています。
(記者)
同行は清水議長だけか?他の会派の代表などは?
(市長)
はい。前回も私と栗原議長で行っていますので、二元代表ということで、私とまた議長さんと一緒にということになろうかと思います。
(記者)
前回は就任のあいさつだった。今回は新年のあいさつも含めているが、メインはやはりこの分水に関する松山市の考えを伝えるということか?
(市長)
そうですね。前回も、これまでもという言い方になるでしょうか、そうであったように新年のごあいさつと、私どもの考え方にできるだけご理解をいただけるように、これまでも粘り強く誠心誠意と申し上げていますけども、ご理解いただけるように、重ねていきたいと思っています。
(記者)
西条市が年度内に協議会で考えをまとめるまでは次に進まないと思うが、西条市さんに期待することは?
(市長)
これまでも私どもの思うところはご説明をさせていただいていますけども、これまでもそうしてきたように、粘り強く誠心誠意、交渉していきたいと、お話をさせていただきたいと思っています。
(記者)
1月下旬の訪問は、1月27日予定の西条市の地下水の保全協議会に影響を与える意味合いでそれよりも前か?
(市長)
1月25日になるのではないかと思います。
(記者)
具体的な進展のため、今回考えていることは?
(市長)
私どもは黒瀬ダムからの分水をお願いしている立場ですし、西条市さんは今、市民の皆さんと一緒に協議会で検討を進められているところですから、状況を見守っていくところだと思います。重ねていくことが大事なことではないかと思います。
(記者)
年賀交歓会で清水議長は、「野志市長と共に」という言葉をよく使われた。去年の選挙でも自民党会派が支援することもあった。選挙後、会派含め対応が変わってきている実感はあるか?
(市長)
もう皆さんご存じのように平成17年の議会の決議が大きな出来事だと思うんですね。それを考慮しながら私どもは行動してきましたので、議会の方は知りませんよ、ではなくて、一緒に動いてくれることはありがたいことだと思っています。
(記者)
議会も元々賛成で決議をしているわけだから、その決議に則った行動をしているということか?
(市長)
そうですね。そういった行動をとってくれることはありがたいことだと思っています。
(記者)
前回2014年の市長選で分水で対立し、今回の選挙戦で推薦や応援の立場を取った自民党と公明党と分水に関して考え方を具体的に擦り合わせたか?
(市長)
例えば、私への出馬要請ですよね、そういったところで例えば自民党さんからは、一つひとつ文言、全部100%復元できるわけではないんですけど、「これまでの政策を評価し」というような言葉もありましたので、そういう評価をしてくれているんだろうと思いましたし、また公明党さん、「これまでのやってきたことを評価し」というような言葉もありましたので、そのように思ってくれているんだろうと思っています。
(記者)
分水に関して議会の側に市長から求めたいことは?
(市長)
平成17年の決議は大きなものだと思っていますから、先ほど申し上げたこと、繰り返しになりますけども、議会は知らないよではなくて、やはり一緒に動いてくれることは非常にありがたいことだと思っています。
(記者)
一緒に動くとは具体的に何か?
(市長)
例えば一つのかたちが、私と議長が一緒になって西条の方に行くのも、一つの表れだと思います。
(記者)
自民党会派の議長と一緒に訪問したことはあったか?
(市長)
詳細は担当課で答えます。

※質疑応答は内容を要約しています。

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