子規・漱石・極堂生誕150年記念 第63回特別企画展「子規・漱石・極堂‐俳句革新の地 松山‐」を開催します
更新日:2017年4月21日
発表内容
目的
子規記念博物館では、毎年新たなテーマで特別企画展を開催しています。今回は、正岡子規・夏目漱石・柳原極堂の生誕150年を記念した展示をします。
子規は近代俳句の父と呼ばれますが、短歌・新体詩・写生文など他の文芸ジャンルでも活躍し、近現代の文学に与えた影響ははかり知れません。また、漱石と極堂は、ともに子規の古くからの友人です。漱石は第一高等中学校時代に子規と交流を深め、以後子規と漱石は互いの才能を認め合い、無二の親友になりました。極堂は松山中学校時代からの子規の友人で、のちに子規から俳句を学び、晩年は子規の顕彰活動に力を尽くしました。
今回の特別企画展では、子規・漱石・極堂の3人を生誕150年を機に取り上げ、近年新しく収蔵された資料や、3人の身の回りの品々などを展示し、彼ら3人が、ここ松山での交流を皮切りに、近代俳句の礎を築いてゆく様子などを紹介します。
会期
平成29年 4月29日(土曜日・祝日)から5月29日(月曜日)まで
開館時間 4月29日(土曜日)・30日(日曜日)は、午前9時から午後5時(展示室入場は午後4時30分まで)
5月1日(月曜日)からは、午前9時から午後6時(展示室入場は午後5時30分まで)
休館日 5月9日、16日、23日(いずれも火曜日)
会場
松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
観覧料
個人400円、団体320円、65歳以上200円、小中高校生 無料
関連企画
【記念講演】
演題 「散策集を読む」
講師 復本 一郎氏(神奈川大学名誉教授)
復本一郎氏は、愛媛県宇和島市出身の子規研究の第一人者で、『俳句の発見 正岡子規とその時
代』(日本放送出版協会)など子規に関する著作を多く記されています。今回の記念講演では、松山
にゆかりのある「散策集」についてお話し頂きます。
日時 平成29年5月14日(日曜日)10時30分から正午
場所 松山市立子規記念博物館 1階視聴覚室
※ 入場無料、定員約100名
【館長講演】
演題 「子規と漱石の五十二日-俳句革新論稿『俳諧大要』誕生秘話-
講師 竹田 美喜(松山市立子規記念博物館 館長)
正岡子規と夏目漱石が松山で共に過ごした五十二日が、正岡子規の俳論『俳諧大要』の誕生に
どのように影響したのかについて講演を行います。
日時 平成29年5月20日(土曜日)10時から11時30分
場所 松山市立子規記念博物館 1階視聴覚室
※ 入場無料、定員約100名
【学芸員のギャラリートーク】
日時 平成29年5月3日(水曜日・祝日)、28日(日曜日)※ともに午後2時から50分程度
場所 松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
※ 聴講には特別企画展の観覧券が必要です。
子規画「草花図」明治35年4月13日
第63回特別企画展「子規・漱石・極堂‐俳句革新の地 松山‐」チラシ(PDF:343KB)
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お問い合わせ
子規記念博物館
〒790-0857 松山市道後公園1-30
所長:加地 寿徳
担当執行リーダー:大野 慎吾
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp