子規記念博物館常設展示室特集コーナー「藤野古白-夭折の異才-」を開催します
更新日:2015年10月16日
発表内容
内容
子規記念博物館常設展示室の「特集コーナー」の展示替えをします。
藤野古白(ふじのこはく)(1871~1895)は、松山出身の文学者です。古白は子規の従弟で、俳句や戯曲、新体詩などに才能を発揮しましたが、今から120年前、ピストルで自死し、古白の友人、島村抱月や夏目漱石はその早すぎる死を悼みました。
子規は古白と幼なじみで、文学上のライバルでもありました。子規は古白の遺した作品と古白の伝記を収録した『古白遺稿』を編んでいます。
今回の特集コーナーでは、本年没後120年の藤野古白にスポットをあて、この異色の子規派の文学者を紹介します。
会期
平成27年10月24日(土曜日)~3月下旬
場所
松山市立子規記念博物館 3階常設展示室 特集コーナー
主な出展資料
藤野古白 明治25年頃
- 子規編著『古白遺稿』
- 藤野古白の子規あて書簡 明治21年9月15日
- 夏目漱石俳句軸「思ひ出すは古白と申す春の人」
- 藤野古白俳句軸「初冬の兀山くろむ夕べかな」ほか
- 「早稲田大学」(復刻)藤野古白戯曲「人柱築島由来」掲載号
お問い合わせ
子規記念博物館
〒790-0857 愛媛県松山市道後公園1-30
課長:若江 俊二
担当執行リーダー:池内 伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp