ユクノキ

科名:マメ科
地方名: ―
学名:Cladrastis sikokiana
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
種の特徴
山地に生育する落葉高木で高さは15mに達する。葉は奇数または偶数の羽状複葉で、小葉は8~ 13枚。小葉は長楕円形で裏面は粉白色で側脈は13 ~ 15対ある。6~8月頃、枝先に長さ15 ~ 30㎝の総状花序をだし、白色の小花を多数つける。果実は豆果で長さ6~9㎝。同属のフジキは小葉の側脈は8~ 13対と少ない。
分布市内
湯山。
分布市外
本州・四国・九州。
生息状況
湯山の山中で確認されたが精査すれば他にも生育している可能性が高い。しかし稀な種であり森林伐採などにより個体数は減少傾向と思われる。
減少の要因
森林伐採。
特記事項
前回のランクは「情報不足」であるが生育地が確認されたことから「絶滅危惧Ⅱ類」に変更した。