ヒメヒラテンツキ(ヒメテンツキ)

科名:カヤツリグサ科
地方名:
学名:Fimbristylis autumnalis
松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:得居 修
撮影者:
種の特徴
日当りのよい水田の畔や湿地に生える小形の一年草。全体がやややわらかく無毛で、叢生して株をつくる。葉はやや2列に並び、幅2㎜。茎の断面は扁平で、高さ15 ~ 30㎝。花序は2~3回枝分かれし、多数の小穂をややまばらにつける。苞葉は2~3個で花序より短い。小穂は披針形で先がとがり、長さ3~6㎜。鱗片は長さ1.5 ~2㎜。果実は白色で、7~ 10月に熟す。
分布市内
米野町(記録)・小野町・上伊台町・儀式。
分布市外
北海道~沖縄、朝鮮半島・中国大陸・北アメリカ。
生息状況
市内の3地区の水田とその周辺で確認された。米野町は以前に苗畑で採取されたもので、現状は不明である。
減少の要因
除草剤被害、農地の管理放棄など。
特記事項
今回、新しく生育地が確認されたため「情報不足」のランクから変更した。