クロモ

科名:トチカガミ科
地方名: ―
学名:Hydrilla verticillata
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:白形 毅史
撮影者:
種の特徴
溜め池・河川・水路などに生育する沈水性の多年草。茎は細長く伸び、各節に3~8枚の葉を輪生する。葉は線形で長さ8~ 25㎜、幅1~3㎜。雄花は開花と同時に草体を離れて水面に浮く。雄花・雌花とも膜質であまり目立たない。
分布市内
南梅本町・権現町。
分布市外
本州・四国・九州、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・オーストラリア。
生息状況
溜め池や湧水池とその周辺水路に多く見られたが、オオカナダモなど外来種の繁茂によって急激に減少している。
減少の要因
帰化競合、水質汚濁。
特記事項
環境により形態の変異が大きく、外来種であるオオカナダモ・コカナダモとしばしば混同されることがある。