イヨアブラギク

科名:キク科
地方名: ―
学名:Chrysanthemum indicum var.iyoense
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:大高 茂範
撮影者:
種の特徴
シマカンギクの変種で日当たりのよい海岸や山の斜面に生える、高さ30 ~ 80㎝の多年草。茎や葉に毛が多いのが特徴で、特に茎の毛が密生して開出する。葉は長さ3~5㎝出深く羽状に5中裂し、裏面に丁字状毛が密生する。10 ~12月に直径2~ 2.5㎝の黄色の頭花をつける。ノジギクとの雑種も見られる
分布市内
北条。
分布市外
愛媛県北部。
生息状況
北条地域で生育が確認されていたが、最近の報告がない。
減少の要因
産地極限、草地開発、農薬散布、園芸採取。
特記事項
前回は「情報不足」だが、今回は北条地域が松山市に合併したことと最近の確認情報が少ないことから「絶滅危惧Ⅱ類」に変更した。