ミズワラビ

科名:ホウライシダ科
地方名: ―
学名:Ceratopteris thalictroides
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
環境省カテゴリー: ―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:兵頭 正治
撮影者:
種の特徴
一年生の水田雑草。シカの角状に分岐を繰り返して、25㎝前後の大きさに生長するが、5~ 10㎝のものをよく見かける。全草薄緑色で、やや多肉質、一部の水田で、大発生すると、翌年ないし数年間、発生しないという特性が見られる。
分布市内
衣山(記録、1995)・東野(記録)・余戸(記録)・北梅本町。
分布市外
本州・四国・九州。
生息状況
1ヶ所で生育が確認されているが、とくに水田雑草と言われるものについては本来の自生かどうかは判断が難しい場合がある。
減少の要因
農薬被害。
特記事項
前回は「絶滅」としたが、その後、市内水田で生育が確認されたためランクを「絶滅危惧ⅠA類」に変更した。