アカウミガメ

科名:ウミガメ科
地方名:うみがめ
学名:Caretta caretta
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:絶滅危惧IB類(EN)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:岡山 健仁
撮影者:
種の特徴
頭部は丸みがかり、下顎が発達している。体色は褐色で、腹面は淡い。直甲長70 ~ 100 ㎝。1 回の産卵数は100 ~150個。ふつう、2~3年おきに産卵に来遊し、2 ~ 6 回産卵する。産卵後50 ~ 70日程度で孵化する。
分布市内
重信川河口(中州)。
分布市外
太平洋・大西洋・インド洋の熱帯~温帯域および地中海。(主な産卵場)沖縄・鹿児島・宮崎・高知・徳島・和歌山・三重・愛知・静岡・宇和海沿岸。
生息状況
世界的に生息数および産卵回数は減少しているらしい。
減少の要因
漁業による混獲、産卵に適した自然砂浜の減少、砂浜の観光地化、埋め立ておよび護岸工事による産卵場所の荒廃。
特記事項
1999年6月、重信川河口の中州で上陸、産卵が目撃された。親が砂浜を移動した際、ブルドーザーのようなわだちになる。