ハクセンシオマネキ
科名：スナガニ科（節足動物門軟甲綱十脚目）
地方名：―
学名：Uca lactea
松山市カテゴリー：準絶滅危惧（NT）
環境省カテゴリー：絶滅危惧Ⅱ類（VU）
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ：ページ
執筆者：大森 浩二
撮影者：
- 種の特徴
- 甲長12㎜までの小型のカニであり、砂泥干潟の高潮線付近に生息する。甲の側縁の後方への狭まりは弱い。雄が大かん脚の大きなウエイビング（雌をひきつける求愛行動）をすることでよく知られている。
- 分布市内
- 重信川河口・久万川河口。
- 分布市外
- 伊勢湾以南・九州、韓国。
- 生息状況
- 重信川河口域では、沖合の海砂採取禁止後砂泥干潟が広がり、それに伴なって本種も分布を広げている。
- 減少の要因
- 全国的には干潟の減少による生息場所の減少が衰退要因と考えられる。
- 特記事項
- ―