カラシラサギ

科名:サギ科
地方名:
学名:Egretta eulophotes( Swinhoe, 1860)
松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勉
撮影者:
種の特徴
全長65㎝。コサギ大の白いサギ。夏羽では後頭から短めの20本くらいの冠羽が出る。嘴は橙黄色で目先が青く、脚は黒くて足指が黄色い。冬羽では冠羽がなくなり、目先は黄緑色。脚は緑褐色になる。水田、河川、湿地などで、小魚、エビ、カニ、カエル、昆虫などを食べる。市内には数少ない旅鳥として渡来。
分布市内
重信川河口及び中流~下流域。
分布市外
日本各地で旅鳥。朝鮮半島北部・中国大陸南東部で繁殖、東南アジアなどで越冬。分布は局地的。
生息状況
重信川河口では1986年8~9月の間に2羽確認されたのをはじめ、1997年6~8月、1998年6月、2000年6~7月に各1羽が観察され、近年は、比較的よく観察される。時期的には、6~ 8月の記録が多い。
減少の要因
干潟、湿地の開発にともなう生息地の減少。
特記事項