ミゾゴイ

科名:サギ科
地方名:
学名:Gorsachius goisagi( Temminck, 1835)
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勉
撮影者:
種の特徴
全長49㎝。ゴイサギより小さく嘴は短い。頭上は赤栗色、体の上面は暗栗褐色。雨覆は茶褐色で風切は黒く先端は栗色。繁殖期にはウシガエルのような声で「ボォーッ、ボォーッ」と繰り返し鳴く。市内には夏鳥として低山に渡来。
分布市内
山間部。渡りの時期には平野部にも出現する。
分布市外
本州・四国・九州で繁殖、九州・沖縄では少数が越冬。中国大陸南部・台湾島・フィリピンなどで越冬。
生息状況
個体数は多くない。1999年5月に高縄山で、2000年と2005年には石手川上流域で繁殖が確認されている。最近では2009年5月に横谷(高縄山)で1羽の記録がある。渡りの途中と思われる個体は、市内の社寺林や公園の林でも記録されている。
減少の要因
生息地である自然林の伐採など生息環境の悪化。
特記事項
日本でのみ繁殖が確認されている。