ブッポウソウ

科名:ブッポウソウ科
地方名:
学名:Eurystomus orientalis calonyx Sharpe, 1890
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:石川 和男
撮影者:
種の特徴
全長29.5㎝。鮮やかな青緑色の体に黒味を帯びた頭をもち、嘴と足は赤い。飛ぶと翼の白斑が目立つ。飛びながら昆虫を捕食する。大木がある森林を好み営巣する。名の由来はコノハズクの声「仏・法・僧」を本種の声と間違えたことによる。実際には「ゲッゲッ」と鳴く。市内には数少ない夏鳥もしくは旅鳥として渡来。
分布市内
石手川上流域の山地。
分布市外
本州~九州で繁殖。中国大陸中東部・朝鮮半島で繁殖、東南アジア・インドで越冬。
生息状況
渡りの途中と考えられる個体は観察されるが、市内で繁殖はまだ確認されていない。
減少の要因
繁殖地で営巣可能な樹洞を持つ大木の減少。自然林の伐採と人工林化。越冬地である東南アジアの環境悪化も影響している可能性がある。
特記事項