オオジシギ

科名:シギ科
地方名:
学名:Gallinago hardwickii( Gray, 1831)
松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勁三
撮影者:
種の特徴
全長30㎝。タシギに似る。次列風切後縁に白帯がない。繁殖期には上空を「ズビャーク、ズビャーク」と鳴きながら飛び回り急降下する。この時「ゴゴゴー」と羽音をたてる(雷シギの異名がある)。春秋に海岸近くの農耕地、湿地、河岸に飛来する。餌はミミズや昆虫類。市内には数少ない旅鳥として渡来。
分布市内
平野部の水田地帯。
分布市外
北海道~九州で繁殖。中国大陸東部で繁殖、ニューギニア・オーストラリアなどで越冬。
生息状況
1970年頃に比べると、目撃する頻度が少なくなっている。県内では一部夏鳥で、四国カルストでは少数の繁殖が確認されている。
減少の要因
繁殖地である湿地や草原の開発。中継地の環境の悪化による餌の減少。
特記事項