カラフトアオアシシギ

科名:シギ科
地方名:
学名:Tringa guttifer( Nordmann, 1835)
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勁三
撮影者:
種の特徴
全長31㎝。嘴は太くてやや上に反っている。アオアシシギに似るが、脚が短く嘴基部が特に太く、頭が大きく見える。干潟などで小型のカニ、ゴカイ、甲殻類などの小動物を捕らえる。餌をあさる時、猫背姿勢で低く構えて動きが早い。市内にはまれな旅鳥として渡来。
分布市内
重信川河口。
分布市外
日本各地で旅鳥。サハリン南部で繁殖、東南アジア・中国大陸南部で越冬。
生息状況
重信川河口に1993年9 月および2010年9月に飛来した記録がある。
減少の要因
繁殖地が局地的。渡りの中継地や越冬地の干潟の減少や生息環境の悪化。
特記事項
種の保存法に定める国内希少野生動植物種。ワシントン条約附属書Ⅰ掲載種。