ハイイロチュウヒ

科名:タカ科
地方名:
学名:Circus cyaneus cyaneus( Linnaeus, 1766)
松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:宮岡 速実
撮影者:
種の特徴
全長は雄45㎝、雌51㎝、翼開長99 ~ 124㎝。雄成鳥は頭部と上面が灰色で下面と上尾筒が白く、初列風切が黒い。雌成鳥は上面が褐色で風切と尾羽に横帯があり、上尾筒は白い。下面は淡褐色で暗褐色の縦斑がある。虹彩は雌雄とも黄色。雄幼鳥は雌成鳥に似る。帆翔または滑翔するときは翼をV字形に保つ。市内には数少ない冬鳥として渡来。
分布市内
重信川流域。
分布市外
日本各地で越冬。ユーラシア大陸北部で繁殖、東南アジア・中国大陸南部・朝鮮半島などで越冬。
生息状況
重信川河川敷において単独で観察された例がある。
減少の要因
農地造成・河川改修・宅地開発などによる広いヨシ原や草地の減少による生息適地の減少。
特記事項
ワシントン条約附属書Ⅱ掲載種。