アカツクシガモ

科名:カモ科
地方名:
学名:Tadorna ferruginea( Pallas, 1764)
松山市カテゴリー:情報不足(DD)
環境省カテゴリー:情報不足(DD)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勉
撮影者:
種の特徴
全長63.5㎝。他のカモ類より、一回り大きい。体は橙赤色で頭部は色が淡く、雌では特に白っぽい。風切は黒くて、緑色光沢があり、雨覆は白くて飛ぶとそのコントラストが目立つ。嘴も脚も黒い。湖沼、広い川、干潟、広い水田などにすむ。市内には数少ない冬鳥として渡来。
分布市内
重信川下流域~河口。
分布市外
日本各地で越冬。アフリカ大陸北西部から中央アジア・中国大陸北東部にかけての地域で繁殖、冬は南へ移動するものもあり、アフリカ大陸北部や中国大陸南東部・インドなどで越冬。
生息状況
1991年11月に重信川の出合付近に雌1羽が飛来し、河口との間を行き来し、ミズゴケや海草などを採餌するのが観察された。この個体は翌年4月まで滞在した。また、2002年12月~翌年4月には重信川河口で雄1羽が観察されている。
減少の要因
干潟、湿地の開発にともなう生息地の減少。
特記事項