イカタケ

科名:アカカゴタケ科
地方名:
学名:Aseroe arachnoidea
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
種の特徴
もみ殻や藁、おが屑などに生える腐生菌。寒天質の幼菌(菌蕾)は地中生で、直径が1~ 1.5㎝の球形。生長すると菌蕾から高さ10㎝前後の円柱状の柄を伸ばし、その上部に6~ 15本の菌腕を放射状に伸ばす。菌腕はほぼ白色で菌腕の中央部に胞子が形成される。胞子は成熟すると黒褐色で粘性を有し悪臭を放つ。
分布市内
市北東部。
分布市外
本州中部以西・四国・九州、中国・スリランカ・ニュージーランド・アジアの熱帯域。
生息状況
県内では1982年に宇和町で最初に確認され、その後1984年9月に松山市で確認されている。
減少の要因
分布域が限られているうえに、元々の発生量も少ない。
特記事項