アカイカタケ

科名:アカカゴタケ科
地方名:
学名:Aseroe rubra
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
種の特徴
各種の林内地上に発生する腐生菌。寒天質の幼菌(菌蕾)は地中生で、直径が1.5 ~ 2.5㎝の球形。生長すると菌蕾から高さ10㎝前後の円柱状の柄を伸ばし、その上部に18 ~ 24本の菌腕を放射状に伸ばす。菌腕は鮮やかな赤色から淡赤色。
分布市内
市北東部。
分布市外
本州南西地域・四国・九州、アジアの熱帯域・オーストラリア・ニュージーランド・南アメリカ(ブラジル)。
生息状況
市内では、1999年12月、東北部の山林で確認されている。
減少の要因
分布域が限られているうえに、元々の発生量も少ない。
特記事項
熱帯系の菌類で県内では大洲市や南予の数か所で確認されているが、旧小田町や旧面河村など、比較的寒冷な場所でも確認されているため、継続的な観察が必要。