令和2年10月4日 新型コロナウイルス感染の確認について (松山市17事例目)

更新日:2020年10月4日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年10月4日(日曜日) 午後4時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:6人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202010/honbu20201004.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 昨日10月3日(土曜日)、1名の陽性が確認されました。松山市では8月21日(金曜日)の発表以来44日振りです。1カ月以上も感染が確認されなかったのは市民や事業者の皆さんが感染防止に努めていただいたおかげと感謝しています。

 感染された方は、40代男性会社員の方です。本市17例目で、感染者は83人になりました。感染された方にお見舞い申し上げます。また1日も早い回復をお祈り申し上げます。感染された方にはプライバシーに配慮して感染の事実を公表することにご理解をいただき、本日公表しています。
 この方は、10月1日(木曜日)から咳と鼻水、倦怠感があり、翌2日(金曜日)も症状が続くため医療機関を受診されました。昨日3日(土曜日)に松山市地域検査センターにて検体を採取し、18時頃PCR検査で陽性が確認されました。現時点で咳などの症状は続いていますが発熱もなく軽症で、本日指定医療機関に入院されました。発症前の2週間に仕事で香川県、大阪府、東京都に行かれています。感染させる可能性がある発症から2日前の9月29日(火曜日)は東京都で仕事をされ、30日(水曜日)に松山へ戻り、30日(水曜日)から2日(金曜日)の午前中まで市内で仕事をされています。不特定多数の方と接触する仕事ではなく、公共交通機関での移動中や多くの人が集まる場所などではマスクを常時着用していたと聞いています。
 現時点で濃厚接触者として市内の会社の同僚4名を把握しています。この4名と、会社の同僚や受診した医療機関の医療従事者の5名を加えた合計9名の検査を、本日実施する予定です。また県外の濃厚接触者は、松山市保健所から関係する保健所に情報提供する予定です。この方は、東京から松山まで航空機で移動されていましたので、航空会社に協力を依頼し、近くにいた乗客の情報を確認しています。マスクを着用していたため乗客は濃厚接触者に該当しませんが、必要に応じてPCR検査を実施することにしています。また発症2日前以降、市内で同僚と食事をされており、店舗には松山市保健所から連絡し消毒を実施しました。
 
 これまでも伝えてきましたが、新型コロナウイルスはいつ、誰が感染してもおかしくありません。感染された方やそのご家族、最前線で感染者の治療をされている医療従事者の皆さん、また感染が続いている地域から松山に来られた方々に、差別や偏見を持っても感染防止にはなりません。大切なのは市内で感染を拡大させないこと、家族や友人をウイルスから守ることです。心無い誹謗中傷は絶対にしないでください。
 行楽の秋を迎え、10月からは東京発着の旅行が「GoToトラベル」の対象になるなど人の移動が活発になると考えます。松山市では9月29日(火曜日)、新型コロナウイルス感染症対策33億3,318万2千円を含む9月補正予算が可決されました。これまでの対策費の総額は623億5千万円です。秋から冬にかけて心配される新型コロナウイルス感染拡大への備えを徹底し、感染症から市民生活と地域経済を全力で守ります。10月1日(木曜日)からは一般社団法人松山市医師会と連携し、地域外来・検査センターとして「地域検査センター」を開設し、検査体制を強化しています。

 市民の皆さんには、今後もマスクの着用やこまめな手洗いなど基本的な感染予防策の徹底をお願いします。特に高齢者などリスクが高い家族がいるご家庭はご注意ください。また大都市から松山に帰られた際には「もしかしたら感染しているかもしれない」と意識し、潜伏期間を考慮して2週間程度は普段以上に体調の変化に気をつけていただき、もし症状が現れたらためらわず相談センターなどにご連絡ください。
 そして引き続き気を緩めず、一つ目、うつらないよう自己防衛をお願いします。二つ目、うつさないように周りに配慮をお願いします。三つ目、密閉、密集、密接の3密回避の習慣化をお願いします。
 説明は以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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