国際交流事業内容

更新日:2021年8月25日

姉妹・友好都市および友好交流都市について

アメリカ・サクラメント市

〇サクラメント市との出会いから現在に至るまで

 1980年(昭和55年)に、松山市は、はじめての姉妹都市を結ぶ相手を探し始めました。相手都市の条件として、国内の他の都市と姉妹都市を結んでいない市であること、また、市民主体の交流が円滑に進むよう、政治的に安定し、言葉が比較的通じやすい英語文化圏を対象に考え、候補地をサクラメント市としました。ほかにも、両市は、県都と州都という都市機能の類似性、両市の市花が「つばき」であることなどの共通点があることも、サクラメント市を選んだ理由となりました。
 その翌年となる1981年(昭和56年)、サクラメント市では松山サクラメント姉妹都市協会が、松山市ではサクラメント松山姉妹都市協会がそれぞれ設立され、民間主体による交流の母体が確立されました。また、3月にはサクラメント市で開催されたキャメリア・フェスティバルに松山市代表団が参加、4月には松山市の春まつりにサクラメント代表団が参加するなど、市民の相互交流が行われました。そして8月17日、サクラメント市において姉妹都市提携調印が行われ、両市の永遠の発展と協力を誓い合いました。
 以来、サクラメント市とは、両姉妹都市協会、ボーイスカウト、学生、大学関係者、スポーツ団体などが相互訪問し、幅広い交流を行っています。

アメリカ・サクラメント市の詳細はこちらをご覧ください。

ドイツ・フライブルク市

〇フライブルク市との出会いから現在に至るまで

 1961年(昭和36年)、産業振興を図る松山市が、戦後目覚しい復興を遂げた西ドイツの街へ青年の派遣を目指した時に、快く引き受けてくれたのがフライブルク市でした。そして、4年間で8名の青年が派遣されました。1963年(昭和38年)には、フライブルク市から3名の青年が松山市を訪問、これをきっかけに民間主体による交流の母体である「松山フライブルク会」が結成されました。
 その後、両市は、大学関係者や市民同士の民間による相互交流、本市助役一行のフライブルク市訪問など、地道な交流を続けました。そして、1985年(昭和60年)にフライブルク市長が来松し、これを契機に、両市の友好交流は大きな進展をみせ、「姉妹都市提携」へとつながりました。
 それから3年後の1988年(昭和63年)10月16日、松山市代表団がフライブルク市を訪問し、フライブルク市で姉妹都市提携調印が行われました。さらに、1989年(平成元年)4月4日、松山市制100周年を記念して、フライブルク市代表団が松山市を訪問し、松山市で姉妹都市提携調印が行われました。
 以来、環境をテーマとした交流をはじめ、本市中学生のフライブルク市訪問、フライブルク市からの留学生の来松や、両市経済交流代表団の相互訪問などさまざまな交流を行っています。

ドイツ・フライブルク市の詳細はこちらをご覧ください。

大韓民国・平澤(ピョンテク)市

〇平澤市との出会いから現在に至るまで

 松山市と平澤市との間で、1990年代初頭から、民間団体による相互訪問やホームステイ、セミナーの開催などの交流が続けられ、2000年(平成12年)からは、行政間の交流もスタートしました。2003年(平成15年)には平澤市長や平澤市議会議員を含む平澤市代表団が来松し、その後の交流や友好都市提携に向けた協議が行われました。
 さらに、2004年(平成16年)7月、松山市長と松山市議会議員を含む松山・平澤友好親善代表団が平澤市を訪問し、平澤市長や平澤市議会議長と会談し、友好都市提携に向けた具体的な話し合いが行われました。そして、2004年(平成16年)10月25日に友好都市提携の調印を行い、両市はお互いの発展に向け交流を行うことを誓い合いました。また、同年11月には、松山市と平澤市との友好都市交流を進める民間の国際交流団体として、「松山・平澤友好協会」が設立され、市民交流の母体が確立されました。
 以来、最も近いアジアの友人として、中学生派遣や行政職員の研修、スポーツ交流など、さまざまな形で相互訪問を行っています。

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台湾・台北(タイペイ)市

〇台北市との出会いから現在に至るまで

 台北市には、松山区や松山空港、松山駅など、漢字で同じ「松山」の名称があります。また、松山市には道後温泉、台北市には北投温泉という、共に最古といわれる温泉があります。これらを縁として、松山市では2009年(平成21年)から台北市との交流に取り組んできました。
 その後、2011年(平成23年)に道後温泉旅館協同組合(道後温泉)と台北市温泉発展協会(北投温泉)が友好交流に関する協定を締結、また、2013年(平成25年)にはJR四国松山駅と台湾鉄道松山駅が友好駅協定を締結するなど、民間交流が進みました。そして、2014年(平成26年)、台北市との結びつきを強固なものとし、より一層の交流人口の拡大を図るため、行政や地元経済界などで台北市を訪問し、10月13日に台北市政府庁舎内にて友好交流協定の調印を行いました。
 今後は、相互に有益なパートナーシップを築き、両市の友好関係の更なる発展および交流人口の拡大による共存共栄を目指し、観光、文化・スポーツ、青少年、経済など幅広い交流を推し進めていきます。

台湾・台北市の詳細はこちらをご覧ください。

(公財)松山国際交流協会

 松山市の国際交流の拠点として、国際化に対応した人材育成をめざす「中学生海外派遣」をはじめ、文化・経済・教育・スポーツなど幅広い分野にわたって地域や個人に根ざした国際交流事業や多文化共生へ向けてのさまざまな活動を展開しています。

(公財)松山国際交流協会の詳細はこちらをご覧ください。

関連リンク

松山市とサクラメント市との姉妹都市交流を進める民間の国際交流団体。

サクラメント市役所(英語)の公式ホームページ。

松山市とフライブルク市との姉妹都市交流を進める民間の国際交流団体。

フライブルク市役所(ドイツ語)の公式ホームページ。

松山市と平澤市との友好都市交流を進める民間の国際交流団体。

平澤市役所(日本語)の公式ホームページ。

台北市観光伝播局(日本語)の公式ホームページ。

台北市政府(台湾語)の公式ホームページ。

お問い合わせ

観光・国際交流課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館8階

電話:089-948-6887

E-mail:kanko@city.matsuyama.ehime.jp

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