イヌナズナ
科名:アブラナ科
地方名: ―
学名:Draba nemorosa

松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小沢 潤
撮影者:
- 種の特徴
- 土手や堤防、畑地、道端などの草地に生育する越年草。根ぎわに1~4㎝のへら形の葉を四方に広げ、茎葉は互生し、長楕円形で質は厚い。茎は高さ15~ 30㎝で、基部から枝を分けて直立し、単毛と星状毛をつける。花期は3~6月、黄色の小さい十字花をつける。果実は長い楕円形で平たく、長さ4~8㎜。
- 分布市内
- 九川
- 分布市外
- 北海道・本州・四国・九州、北半球。
- 生息状況
- 愛媛県内では川沿いなど道端のやせた土壌に生育していることが多く、周りの草が大きくなると消滅することが多い。
- 減少の要因
- 草地開発、土地造成、遷移移行。
- 特記事項
- 今回の調査により新たに本種の生育が確認されたため、「絶滅危惧ⅠB類」と記載した。