モウセンゴケ
科名:モウセンゴケ科
地方名: ―
学名:Drosera rotundifolia

松山市カテゴリー:情報不足(DD)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:大高 茂範
撮影者:
- 種の特徴
- 日当たりのよい湿地に生える多年草の食虫植物。根出葉は、倒卵状円形で長さ5~ 10㎜、紅色の長繊毛が密生し、粘液を分泌して、捕らえた虫を消化する。花期は、6~8月で高さ6~ 20㎝の花茎が出て、その先に総状花序がつき10個あまりの直径数㎜の白色で5枚の花弁の花を咲かせる。名前は、「毛氈苔」で一面に群生したときに赤い長繊毛が中国のじゅうたんの一種「毛氈」のように見えるところから付いた。
- 分布市内
- 平井町(記録)
- 分布市外
- 北海道~九州、北半球の温帯~亜寒帯。
- 生息状況
- 以前は、市内に生育していたようであるが確かな記録はない。限られた湿地にしか生育しないため現在、減少傾向にあるのは疑いないが、松山市内では絶滅した可能性も否定できない状況である。
- 減少の要因
- 降水量減少等の環境の変化、湿地開発、園芸採集。
- 特記事項
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