タンナトリカブト
科名:キンポウゲ科
地方名: ―
学名:Aconitum japonicum subsp.napiforme

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー: ―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小沢 潤
撮影者:
- 種の特徴
- 山地の林下や草原に生える多年草。茎は高さ1m前後。葉は3全裂し、長さ幅とも5~ 15㎝。花期は9~ 11月。長さ3~4㎝の花を散房状につけ、花柄には曲がった毛がある。全体に毒性があり、特に地下部は強い。
- 分布市内
- 高縄山。
- 分布市外
- 本州(東海地方以西)・四国・九州、朝鮮半島(済州島)。
- 生息状況
- 現在は高縄山の林下に生育を確認しているが市内全域では園芸採取や森林伐採などで個体数が減少した。
- 減少の要因
- 森林伐採、園芸採取。
- 特記事項
- 前回は「情報不足」だったが北条地区との合併により本種の生育が確認されたため、「絶滅危惧Ⅱ類」と変更した。