オオバヤドリギ
科名:ヤドリギ科
地方名: ―
学名:Taxillus yadoriki

松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー: ―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小沢 潤
撮影者:
- 種の特徴
- おもに常緑樹に寄生する常緑低木。茎はややつる性で高さは80 ~ 100㎝になる。若い枝には赤褐色の毛が密生する。葉は普通対生し、葉身は長さ2~6㎝の広楕円形で革質、裏面には星状毛が密生する。花期は9~ 12月で、葉腋に筒状の赤褐色の花が数個ずつ付く。果実は長さ7~9㎝の広楕円形の液果で、果肉は粘液を含む。
- 分布市内
- 中島町二神島・津和地島(記録)。
- 分布市外
- 本州(関東地方南部以南)・四国・九州・沖縄、中国大陸中南部。
- 生息状況
- 島嶼部沿岸の常緑樹に寄生しているがもともとまれな種で樹木の伐採などで数が減少している。
- 減少の要因
- 森林伐採。
- 特記事項
- 中島町との合併により新規に「絶滅危惧ⅠB類」として記載した。