レッドデータブック2012

種の特徴

湿地に生える無茎の一年草。葉は線形で束生し、長さ12 ～ 18㎝、幅3～7㎜、先端に向かいしだいに細くなる。花期は8～9月。花茎を伸ばし長いものは葉の2倍長ほどになる。頭花は白色の半球形で、花床にも毛がある。総苞片は頭花より長く、花苞・がく・花弁の先端に白い棍棒状毛がある。

分布市内

小野町・平井町。

分布市外

本州・四国・九州、朝鮮半島。

生息状況

現状は不明である。絶滅した可能性も否定できない。

減少の要因

湿地開発、池沼開発。

特記事項

前回調査以降に2ヶ所でわずかな自生が確認されたが、その後、発生が見られない。