アワコバイモ
科名:ユリ科
地方名: ―
学名:Fritillaria muraiana

松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
- 種の特徴
- 山地の林内や林縁に生える小さな多年草。鱗茎は球形で径約1㎝。茎は高さ15㎝ほどで、細く柔らかい。葉は下部では2枚の葉が対生するが、上部では3輪生する。葉は披針形。3~4月頃、茎に先に1個の花を下向きにつける。花の形は釣鐘形で、花被片は6枚で暗紫色の網目模様があり全縁。葯は紫褐色。
- 分布市内
- 高縄山・米野町・湯山(記録)。
- 分布市外
- 四国。
- 生息状況
- 高縄山のブナ林内などに点在しており、米野町の山地に現存しているがもともと個体数が多くなく森林伐採や園芸採取により減少しつつある。
- 減少の要因
- 森林伐採、園芸採取。
- 特記事項
- 旧カテゴリーは「絶滅危惧ⅠA類」であったが「絶滅危惧ⅠB類」に変更した。