ウスベニニガナ
科名:キク科
地方名: ―
学名:Emilia sonchifolia var. javanica

松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
- 種の特徴
- 暖地の道端に生えるニガナに似た一年草。茎の高さ30 ~ 60㎝、細くてやや弱々しい感じがある。葉は長さ5~ 10㎝、上面は白色を下面は紫色を帯び、基部は茎を抱く。花期は4~ 11月と長く、総苞は筒状で長さ約1㎝、花冠は紅紫色。開花しても筒状花の先が少し見える程度だが、果実の時期になると白い冠毛が耳掻きの綿帽子のようになって目立つ。
- 分布市内
- 鹿島・興居島(記録)、他。
- 分布市外
- 本州南部~九州、アジアとアフリカの熱帯に広く分布。
- 生息状況
- 旧松山市内では未確認だが、怱那諸島、鹿島には点在している。
- 減少の要因
- 海岸開発、土地造成。
- 特記事項
- 前回のランクは「情報不足」だが、市内での生育が確認出たので「準絶滅危惧」に変更した。