カノコソウ
科名:オミナエシ科
地方名:―
学名:Valeriana fauriei

松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
- 種の特徴
- 山地の林下や湿った草地に生える多年草。茎は直立し、高さ50 ~ 100㎝。葉は対生し、羽状複葉で小葉は7枚ほど、小葉の縁には粗い鋸歯がある。4~7月頃、淡紅色の小さな花を多数つけ、雄しべが花冠から突き出る。果実は、披針形で長さ約4㎜、冠毛があり種子は風で散布される。
- 分布市内
- 高縄山・湯山(記録)、他。
- 分布市外
- 北海道~九州。
- 生息状況
- 高縄山の他、旧松山市北部山地(相原2004)の確認があるが、生育地は極めて少ない。
- 減少の要因
- 森林伐採。
- 特記事項
- 旧カテゴリーでは「情報不足」だが高縄山で生育を確認したことから「絶滅危惧ⅠB」に変更した。