マメダオシ
科名:ヒルガオ科
地方名: ―
学名:Cuscuta australis

松山市カテゴリー:絶滅(EX)
環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
- 種の特徴
- 日当たりの良い原野や海岸に生えるツル性の一年草。茎は細い黄色の糸状で、主にマメ科植物に寄生するがマメ科以外にも寄生する場合もある。葉はごく小さな膜質の鱗片葉のみで緑葉はなく、はじめは地上に生えるが寄主に巻きつくと根はなくなる。7~ 10月頃、茎の各所に花が数個ずつ束生する。花は白色で、花柱は2個、花冠は長さ2㎜で5裂する。果実は球形で径は3㎜ほどで花冠よりも長い。
- 分布市内
- 余戸(記録)。
- 分布市外
- 北海道~沖縄、中国大陸・東南アジア・オーストラリア。
- 生息状況
- 市内での最近の確認記録がなく絶滅したものと考えられる。なお県内でも近年の確認はない。
- 減少の要因
- 草地開発、帰化競合。
- 特記事項
- ―