イソカニムシ

科名:イソカニムシ科(クモガタ綱カニムシ目)
地方名:
学名:Garypus japonicus Beier, 1952
松山市カテゴリー:情報不足 (DD)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:鶴崎 展巨
撮影者:
種の特徴
体長雌5㎜内外、雄4㎜内外の比較的大型のカニムシ。体は褐色。海浜性で礫浜の潮間帯の転石下や打ち上げ海藻・海草下などに生息する。成体は6~ 11月まで採集され、生殖期は6~8月。岩の隙間に糸でできた膜状の居室をつくり、雌は腹部下面の嚢胞に産卵し胚を哺育する。
分布市内
北条鹿島・高浜町白石ノ鼻。
分布市外
北海道・本州・四国・九州・南西諸島。現在のところ日本固有種。
生息状況
1950年代に、北条鹿島と高浜町白石ノ鼻で記録されているが、現在は未確認。
減少の要因
自然海岸の減少。
特記事項