イソタナグモ
科名:ウシオグモ科(クモガタ綱クモ目)
地方名:―
学名:Paratheuma shirahamaensis(Oi, 1960)

松山市カテゴリー:準絶滅危惧 (NT)
環境省カテゴリー:—
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:鶴崎 展巨
撮影者:
- 種の特徴
- 体長は雌雄とも6㎜内外。海浜性のクモで潮間帯の岩場の隙間や転石〜砂浜海岸の石下に糸で環状の住居をつくりそこに潜む。満潮時に海面下になるような場所にも営巣する。成体は9~ 10月に出現し、おそらく成体で越冬する。
- 分布市内
- 高浜町白石ノ鼻。
- 分布市外
- 北海道・本州・四国・九州・南西諸島、韓国。
- 生息状況
- 高浜白石ノ鼻での確認範囲は狭く個体数も少ない。市内の過去の生息状況は不明であるが、本種の生息に適した転石の多い干潟や岩場を含む潮間帯のある海岸は護岸により本土側はもとより島嶼部でも減少しており、生息適地自体が減っていることはほぼ確実と考えられる。
- 減少の要因
- 自然海岸の減少。
- 特記事項
- ―