クロカタビロオサムシ
科名:オサムシ科
地方名: ―
学名:Calosoma maximowiczi

松山市カテゴリー:絶滅危惧I類(CR+EN)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:菅 晃・酒井 雅博
撮影者:
- 種の特徴
- 体長22 〜 31㎜で、光沢のある黒色。前胸背板は短くて幅が広く側縁は青緑色を帯びる。上翅の側縁も青緑色を帯びることがある。大木の樹上に生息し、各種昆虫の幼虫などを捕食する。夜間灯火に飛来することもある。
- 分布市内
- 松山城山・吉藤・大山寺・石手川河畔林。
- 分布市外
- 伊予市・砥部町・重信町、本州・四国・九州、中国大陸・台湾・朝鮮半島。
- 生息状況
- かつては城山や吉藤、その他低山地および山裾地帯に見られたが、これらの地域での最近の記録はない。最も最近の記録として2004年に北立花の石手川公園で1頭採集されている。
- 減少の要因
- 樹木への薬剤散布などによる餌生物の減少、古木の伐採、都市開発などが主な要因と考えられている。
- 特記事項
- 過去においても特に個体数の多い種ではなかった。