ヒメウスバカゲロウ
科名:ウスバカゲロウ科
地方名: ―
学名:Pseudoformicaleo nubecula

松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松野 茂富・原 有助
撮影者:
- 種の特徴
- 開長約50㎜。翅に茶褐色の小斑紋をそなえ、腹部末端は静止時に翅端から露出する。
- 分布市内
- 常光寺町。
- 分布市外
- 日本各地、台湾島・中国・ミクロネシア・マレーシア・セイロン・ジャワ。
- 生息状況
- 1951年に松山市から記録され、2000年代に常光寺町においても数頭が得られているが、 現在確認されている確実な産地は後者のみである。
- 減少の要因
- 耕作による生息環境の改変や農薬の使用によって個体数が減少していると考えられる。
- 特記事項
- 成虫はススキが生える乾燥した場所で確認される。幼虫は未知であるが同様の環境に生息している可能性が高く、今後島嶼部の未耕作地から発見される可能性がある。