キマダラヒロバカゲロウ
科名:ヒロバカゲロウ科
地方名: ―
学名:Spilosmylus flavicornis

松山市カテゴリー:情報不足(DD)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松野 茂富
撮影者:
- 種の特徴
- 開長30 ~ 35㎜。翅脈は前・後翅ともに褐色で、前翅に淡褐色の線状班や灰褐色の雲状斑をもつ。
- 分布市内
- 東野・菅沢町・高縄山。
- 分布市外
- 東温市・久万高原町面河、本州・四国・九州。
- 生息状況
- 成虫は6~9月に出現し、低山地から山地にかけて確認されるが、記録は少ない。
- 減少の要因
- 生息環境が土地整備によって減少したことが直接の原因と考えられる。
- 特記事項
- 幼虫は薄暗い沼田場に半ば埋没した倒木から見出され、成虫もその周辺から得られる。このような環境は平地から低山地において急速に消失していると考えられる。