シロヘリツチカメムシ
科名:ツチカメムシ科
地方名: ―
学名:Canthophorus niveimarginatus

松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:武智 礼央
撮影者:
- 種の特徴
- 体長6.0 ~ 8.0㎜。体は黒色で青藍色の光沢をもち、側縁が黄白色を帯びる美麗種。河原の土手など日当たりの良い草原に生えるカナビキソウに依存する。
- 分布市内
- 菅沢町。
- 分布市外
- 皿ヶ嶺・牛渕、本州・四国・九州、朝鮮半島・中国大陸・シベリア・ロシア極東・モンゴル・フィンランド。
- 生息状況
- 市内における既知の産地は菅沢町だけである。近年、東温市の重信川河川敷において複数の幼虫と成虫が発見されたため、今後、重信川流域で新たな産地が見つかる可能性は高い。
- 減少の要因
- もともと発見例の少ない種であるが、寄主植物の生育できる環境が減ったことにより個体数が減少していると考えられる。
- 特記事項
- ―